長野県飯田OIDE長姫高等学校原動機部ブログ

飯田OIDE長姫高校原動機部のブログへの訪問ありがとうございます。私たち原動機部は、競技用の電気自動車・電動自転車を部員が一丸となって製作し、大会に向けて日々活動しています。このブログでは、そんな原動機部の日々の記録などを紹介しています。コメント等も大歓迎です。どうぞごゆっくりご覧ください!

新車体製作⑤雄型完成に向けて

こんにちは!

前回接続部のやすりがけが終わり形になるように繋ぎ合わせていきました。アッパー側三個ロア側三個に分かれているためまずはアッパー側ロア側それぞれ分けて接着を行い、両側ともしっかりと接着が出来たところで、アッパー側ロア側を接着しました。接着剤は発泡スチロール用を使用ました。

f:id:oidegendouki:20210410115042j:plain

f:id:oidegendouki:20210410112312j:plain

f:id:oidegendouki:20210410112448j:plain

f:id:oidegendouki:20210410113436j:plain

部分部分になっていたものが繋ぎ合わせやっと雄型の形になった時はとても嬉しかったです。ですが、繋ぎ合わせてみると隙間や段差などが出来てしまったためスタイロフォームが溶けないよう発泡スチロール用の樹脂にマイクロバルーンやタルクを混ぜパテを作り段差や隙間などを埋めていきました。隙間を埋める際は隙間の周りにパテが付いてしまうとヤスリがけが面倒になるので隙間の両側にマスキングテープを貼り隙間だけに盛れるようにしました。また凹みなどもあったためパテを盛りました。

f:id:oidegendouki:20210410114023j:plain

f:id:oidegendouki:20210410113341j:plain

f:id:oidegendouki:20210410114208j:plain

盛ったパテが乾いたところでやすりがけを行い凸凹を無くしガラス繊維を敷き発泡スチロール用樹脂を使って積層しました。積層方法としては数人で行いローラーと刷毛を使いガラス繊維に気泡が無くなるまでコロコロしました。なかなか気泡が無くならず苦戦しました。下の写真が実際の行っている様子です。

f:id:oidegendouki:20210410114133j:plain

f:id:oidegendouki:20210410113559j:plain

樹脂が乾いたら上からもう一度樹脂を塗り乾かし水磨ぎを始めました。水磨ぎを始め分かったのですが、ガラス繊維が伸び広がったのかガラス繊維の端の方が薄くなっていたのか、しっかり盛れているところと薄いところで削れ具合が変わってしまい、凹みが出来てしまったりスタイロフォームが見えるところなどがありました。

f:id:oidegendouki:20210410112917j:plain

f:id:oidegendouki:20210410113100j:plain

今後の工程で影響が出てきてしまうととてもよくないので修正の方を行っていきたいですがまずは他のところのやすりがけがまだまだあるので素早く丁寧に事を進めていきたいです。