長野県飯田OIDE長姫高等学校原動機部ブログ

飯田OIDE長姫高校原動機部のブログへの訪問ありがとうございます。私たち原動機部は、競技用の電気自動車・電動自転車を部員が一丸となって製作し、大会に向けて日々活動しています。このブログでは、そんな原動機部の日々の記録などを紹介しています。コメント等も大歓迎です。どうぞごゆっくりご覧ください!

ガラス繊維でのタイヤカバー製作

こんにちは!
自分の家の周りに水田が何個かあるのですが、この梅雨の時期になるとその水田からカエルの鳴き声が聞こえてきます。
1年前までは家の前にも大きな田んぼがあったのでそこからも聞こえていました。
さいころから聞こえてきたので、それを聞くとなんだか落ち着きます。

さて先日の休日部活でガラス繊維を使いタイヤカバーの製作を行いました。

製作に入る前にまずつなぎに着替えて、マスクとゴム手袋を付けます。

ガラス繊維は皮膚に繊維が刺さることがありますし、体内に吸い込むと危険なのでこの格好で行います。

やり方はまず既定の量に計量した主剤と硬化剤を用意します。

知っている人もいると思いますが一応硬化剤について説明すると、2液型の合成樹脂に混ぜることで、塗料等を固めたり様々な機能を持たせることが出来る材料のことで、塗料等が固まるのを早めたり硬くする役割があります。

主剤と硬化剤は量がぴったりでないといけないので、目盛りの付いたスポイトや線を書いた紙コップで計量しました。

計量したらその2つの液体を混ぜ合わせます。

しかし時間が経つと固まり始めてしまうので、使う直前に混ざ合わせます。

次にその混ぜ合わせた樹脂を、ある程度の大きさに切ったガラス繊維のシートに刷毛で塗り、タイヤカバーの型に張り付けていきます。



この制作で使った樹脂は硬化するときに発熱してしまうので、触れられないくらい熱くなるところもありました。

またガラス繊維のシートを貼るときに、気泡を無い様にしないとなので、写真に写っている脱泡ローラーを使いながらなくしていきました。

ローラーが使えない細かいところは手で気泡を無くしていきました。

その気泡を無くしていく作業が想像したよりもとても大変でした。






これは今回張り付けた部分です。

今回は気泡がたくさん入ってしまったので失敗でした。

なので一からやり直します。

Ene-1GPSUZUKAで使う予定のタイヤカバーなので間に合うように製作を続けたいです。
N.K