部品のカーボン化

こんにちは

9日ぶりのブログ更新です。

飯田は一昨日から今日にかけて積もるぐらいの雪が降りました。

雪があると一段と寒く感じる気がします。

最近は、新しいことに挑戦しようと考えているので、

部員一人一人の意識が高まり、とても充実した部活動ができています。

今回は、その中の一つである

部品のカーボン化についてのを紹介します。

最初はアルミのハンドルをカーボンにすることに挑戦しました。

ホームセンターで購入したΦ20のアルミパイプに

あらかじめきって切っておいたプリプレグを熱で温めながらパイプに巻いて

乾燥炉に入れて約130℃で1～2時間焼きます。

焼きあがったら、表面を紙やすりで磨いてきれいにします。

1枚だと強度が足りないのでこの作業をを合計４回繰り返し固くしました。

そのあと、車両への固定の際に必要な穴をあけて、

クリアコートをかけて完成しました。

特に4回目のやすり磨きは、丁寧に仕上げました。

一番苦労したことは、断面がきれいな丸にすることでした。

試行錯誤を繰り返して何とかきれいな丸にする方法を編み出すことができました。

そしてこれが完成したカーボンハンドルと従来使用していたハンドルの写真です。

結果は持った時点であきらかでしたが実際量ってみるとなんと

従来使用していたアルミ製のハンドルは118ｇ、

新しく作ったカーボンハンドルは32ｇで

86g　の軽量化に成功しました！

パーツ1つをカーボン化することによって

こんなにも軽くなることに改めて驚きました。

今回ブログを担当したMTｋです。

初めてという事もあり、なかな上手に伝えることができたかわかりませんが、

やってみるととても楽しかったです。

（MTk）